自民 当選4回議員 総裁選に意見“ 若手も立候補できる環境を”

ことし秋までに行われる自民党の総裁選挙について、党の当選4回の衆議院議員らが開いた会合で、出席者から、若手も含めさまざまな議員が立候補できる環境を整えるよう、茂木幹事長に求める意見が出されました。

自民党の当選4回の衆議院議員らでつくるグループが、19日に党本部で会合を開き、およそ50人が出席しました。

会合では、講師として招かれた茂木幹事長が経済や外交などをテーマに講演しました。

このあと出席者からは、党の総裁選挙について、
▽若手も含め男女ともにさまざまな議員が立候補できて
▽公明正大で、候補者がお金をかけずに国民に政策を伝えられるような環境を整えることを求める意見が出されました。

これに対し、茂木氏は「総裁選挙についてのコメントは控えるが、できるだけ議論が盛り上がる状況をつくっていくことが必要だ」と応じました。

会合のあと、グループの取りまとめ役の大西英男衆議院議員は「総裁選挙に向けて新しいビジョンを打ち立てるときが来た。党の中でも、当選同期が最も多いので、皆がしかるべき立場で頑張っていきたい」と述べました。