ジーコさんの現役引退から30年 記念の壁画完成 茨城 鹿嶋

サッカーJ1の鹿島アントラーズで活躍したジーコさんの現役引退からことしで30年になるのを記念して描かれた壁画が、茨城県鹿嶋市のスタジアムに完成し、除幕式が行われました。

ジーコさんの壁画は、鹿嶋市にあるカシマスタジアムのサポーターが通る階段脇の壁に描かれました。

16日は鹿島アントラーズのクラブアドバイザーのジーコさんと小泉文明社長など関係者が除幕式を行い、ジーコさんが壁画にサインを書いて完成を祝いました。

壁画には1993年に始まったJリーグのアントラーズの開幕戦でハットトリックを達成して喜ぶジーコさんの姿が描かれています。

また、ジーコさんが大切にしてきたという「献身」「誠実」「尊重」を意味するポルトガル語も書かれています。

除幕式で、壁画を見たジーコさんは「すばらしい作品を見ることができて、非常に感動的でうれしく思います。この先もアントラーズのシンボルとして大切にしてほしいですし、これからも私自身、アントラーズとともに歩んでいきたいです」と話していました。