自民 麻生氏と茂木氏 政治資金規正法の修正協議など意見交換か

自民党の麻生副総裁と茂木幹事長が14日夜、都内で会食し、秋に予定される党の総裁選挙への対応や、両氏が不満を持っているとされる政治資金規正法の改正に向けた修正協議などをめぐって、意見を交わしたものとみられます。

自民党の麻生副総裁と茂木幹事長は14日夜、東京都内の日本料理店でおよそ3時間半、会食しました。

この中で両氏は、秋に予定される党の総裁選挙への対応や党内情勢などをめぐって意見を交わしたものとみられます。

また両氏は、政治資金規正法の改正をめぐり、岸田総理大臣が公明党の主張を受け入れてパーティー券の購入者を公開する基準額を「5万円を超える」に引き下げる判断をしたことに、不満を持っているとされ、一連の経緯が話題になったものとみられます。

岸田総理大臣は3年前の10月に就任して以降、麻生氏、茂木氏と緊密に連携しながら政権運営にあたってきましたが、党内からは3人の関係に変化が生じているという指摘も出ています。