立民 泉代表“内閣不信任決議案の提出は党首討論踏まえ判断”

終盤国会の対応をめぐり、立憲民主党の泉代表は、内閣不信任決議案を提出するかどうかは、来週19日に行われる党首討論での岸田総理大臣の発言内容を踏まえ判断する考えを示しました。

立憲民主党の泉代表は、14日の記者会見で、参議院の特別委員会で審議が行われている、政治資金規正法の改正に向けた自民党の法案について「審議時間が短いが、自民党はそのまま審議を進めて採決しようとしている状況だ。国民の願いや期待、それに怒りに応える政治改革案になっていないのは明確だ」と述べました。

そのうえで、今月23日の会期末までに内閣不信任決議案を提出するかどうかについて「党首討論を見て判断したい。岸田政権の経済政策や政治改革を問うのは当然で、岸田総理大臣がどう答弁するかだ」と述べ、来週19日に行われる党首討論での岸田総理大臣の発言内容を踏まえ判断する考えを示しました。

一方、国会議員に支給される「調査研究広報滞在費」の使いみちの公開のあり方をめぐり、日本維新の会が自民党の対応に反発を強めていることについて「維新の会の馬場代表はかわいそうだ。自民党にはしごを外される、さんたんたる結果となっている。自民党は極めて不誠実だ」と述べました。