スマホ決済「LINE Pay」 国内でのサービスを来年4月末で終了へ

LINEヤフーは、スマホ決済「LINE Pay」の国内でのサービスを来年4月末で終了すると発表しました。残高は同じグループで展開する「PayPay」に移行できるとしています。

発表によりますとLINEヤフーは、スマホ決済「LINE Pay」の国内でのサービスを来年4月30日に終了するということです。

同じグループ内でスマホ決済の「PayPay」を展開していることから、重複する事業を一本化するため、サービスの終了を決めたとしています。

また、「LINE Pay」のクレジットカードとプリペイドカードのサービスも終了するということです。

「LINE Pay」は2014年にサービスを開始し、会社によりますと現在の登録者は4400万人となっていますが、希望に応じてPayPayに残高を移行するほか、払い戻しの対応も行うということです。

一方、台湾とタイで展開している海外でのサービスは続けるとしています。

スマホ決済サービスをめぐっては、ポイント経済圏も絡んだ各社の囲い込み競争が激しさを増していて、会社はサービスの一本化によって経営資源を集中し、競争力を高めるねらいがあります。