ロッテ 佐々木朗希 再び1軍登録抹消 右腕のコンディション不良

プロ野球 ロッテの佐々木朗希投手が右腕のコンディション不良のため、13日、1軍の出場選手登録を抹消されました。5月に続き今シーズン2回目の登録抹消となります。

佐々木投手は5月、上半身の疲労回復の遅れのため出場選手登録を抹消されていましたが、6月8日の広島戦でおよそ2週間ぶりに復帰し、6回1失点の好投で5勝目をあげていました。

佐々木投手は13日、本拠地のZOZOマリンスタジアムで行われる交流戦のDeNA戦の前の練習に姿を見せず、1軍の出場選手登録を抹消されました。

球団によりますと、前回の登板のあと、コンディションを確認する中で右腕の状態が万全ではないと判断されたということです。

佐々木投手は今シーズンここまで9試合の登板で5勝2敗、防御率1.96、奪三振数が70個の成績を残していて、5年目のことしはシーズンを通しての活躍が期待される中で2回目の抹消となりました。

吉井監督「前回と同じような症状」

ロッテの吉井理人監督は13日の試合後、佐々木朗希投手が右腕のコンディション不良のため1軍の出場選手登録を抹消されたことについて「前回の登板は2週間ほど空けて投げたが今回も同じような症状だったようだ。中6日で投げることが難しいということで抹消した」と説明しました。

その上で復帰のめどについては「これは私からは何とも言えない。トレーナーと朗希がどう感じているかによるので『いけるぞ』というのを待ってからいきたいと思います」とコミュニケーションを取りながら回復具合を慎重に見定めていく考えを示しました。