大谷翔平 2試合連続17号ソロホームラン ドジャースは逆転負け

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手は12日、2試合連続となる17号ホームランを打ちました。

大谷選手はドジャースの本拠地、ロサンゼルスで行われたレンジャーズ戦に2番指名打者で先発出場し、1回の第1打席、1アウトランナーなしの場面で甘く入ったスライダーをとらえて右中間スタンドへ2試合連続となる17号の先制ソロホームランを打ちました。打球速度は169.3キロ、飛距離は129.2メートルでした。

1対0の3回はノーアウト一塁で第2打席に立ちアウトコースの変化球を引っ張り、180キロを超える鋭い当たりでしたがライト正面へのライナーとなりました。

このあとドジャースは5回に3点を奪われて逆転を許しそのウラに大谷選手に第3打席がまわってきましたがセンターフライ、8回の第4打席は低めの変化球にタイミングが合わず空振り三振でした。

大谷選手はこの試合4打数1安打1打点で打率は3割1分1厘となりました。

ドジャースは9回に1点を返しましたが、2対3で敗れました。

ホームランを打った後のポーズは「デコピンポーズ」

大谷選手は今シーズン、ホームランを打ったあと、ディノ・エベル三塁コーチと指で輪を作るようなポーズを交わして三塁ベースを回ることが恒例になっています。

エベル三塁コーチによりますと、このポーズは大谷選手からの発案だということで「『デコピン』の形だと言っていた。彼の犬の名前で、日本の罰ゲームでもあると聞いた。とてもいいと思う」と話していました。

大谷選手は6月に入ってからの打率が2割2分5厘と打率3割を超えていた4月と5月に比べて調子を落としていますが、16号、17号と2試合連続でホームランを打つなど復調の兆しを見せています。

ロバーツ監督も「この3、4試合はとてもいい」と話していることから今後、得意の6月の間にエベルコーチとの「デコピンポーズ」を見る機会がさらに増えることが期待されます。