第171回芥川賞・直木賞の候補作発表

第171回芥川賞・直木賞の候補作が発表され、直木賞ではSNSに小説を投稿して話題を集める麻布競馬場さんの作品が初めて候補に選ばれました。

芥川賞の候補作に選ばれたのは、
▽朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」
▽ミュージシャンとしても活動する尾崎世界観さんの「転の声」
▽坂崎かおるさんの「海岸通り」
▽向坂くじらさんの「いなくなくならなくならないで」
▽松永K三蔵さんの「バリ山行」
の5作品です。

朝比奈さん、坂崎さん、向坂さん、松永さんは初めて候補に選ばれ、尾崎さんは2回目の候補です。

一方、直木賞の候補作には
▽青崎有吾さんの「地雷グリコ」
▽SNSに小説を投稿して話題を集める麻布競馬場さんの「令和元年の人生ゲーム」
▽一穂ミチさんの「ツミデミック」
▽岩井圭也さんの「われは熊楠」
▽柚木麻子さんの「あいにくあんたのためじゃない」
の5作品が選ばれました。

青崎さん、麻布さん、岩井さんは初めて候補に選ばれ、一穂さんは3回目、柚木さんは6回目の候補です。

芥川賞と直木賞の選考会は、7月17日に行われます。