ドジャース 大谷翔平 5試合ぶり 16号ツーランホームラン

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が11日、レンジャーズ戦に先発出場し、5試合ぶりに今シーズン16号となるツーランホームランを打ちました。

ドジャースは11日、昨シーズンのワールドチャンピオン、レンジャーズを本拠地のロサンゼルスに迎えて3連戦の初戦に臨みました。

2番・指名打者で先発出場した大谷選手は1回の第1打席、1アウトランナーなしからフォアボールを選んで塁に出ると、二塁へ今シーズン15個目の盗塁を決めました。

このあと、一塁二塁となったところで4番のスミス選手が先制のスリーランホームランを打って、ドジャースがさい先よく立ち上がりに3点を奪いました。

3回の第2打席は再びフォアボールで塁に出ましたが、この回は得点につながらず、4回の第3打席は2アウト二塁のチャンスでインコース低めの変化球に空振り三振となりました。

ドジャースが7対1とリードして迎えた6回は1アウト一塁で第4打席に立ち140キロ台後半の速球を右中間へ運び、5試合ぶりとなる今シーズン16号のツーランホームランを打ちました。

打球速度183.7キロの痛烈な当たりで、飛距離は131.9メートルでした。

このあと3番・フリーマン選手もホームランを打って2者連続のホームラン、さらに5番のテオスカー・ヘルナンデス選手と8番・ヘイワード選手がいずれもツーランをマークしてこの回、合わせてホームラン4本、一挙7点を奪い14対1と突き放しました。

大谷選手は7回の第5打席でもデッドボールで塁に出たあと三塁まで進み、後続のバッターの犠牲フライで追加点のホームを踏み15点目を奪いました。

ドジャースはこの試合でホームラン5本を含むヒット14本を打って15対2で大勝しました。

大谷選手は2打数1安打2打点フォアボールとデッドボールが合わせて3つで、打率は3割1分2厘に上がりました。

大谷翔平「甘い球をいい形で打てた」

大谷翔平選手は試合後、中継のインタビューに応じ「強いチームを相手にいい試合だったと思う。甘い球をしっかりといい形で打てたし、そのほかの打席も基本的にはいい打席だったのできょうはよかった。休みを挟んできょうは新たな気持ちでいい感触だったと思うので、これを継続していきたい」と話しました。