“プーチン大統領 来週前半にも北朝鮮訪問へ調整” 外交関係者

ロシアのプーチン大統領が来週前半にも北朝鮮を訪問する方向で調整が進められていると複数の外交関係者が明らかにしました。プーチン大統領が北朝鮮を訪問すれば24年ぶりとなり、ロシアとしてはウクライナ侵攻が長期化する中、軍事的な連携をいっそう強めたいねらいもあるとみられます。

ロシア政府の高官など複数の外交関係者はNHKの取材に対し、プーチン大統領が来週前半にも北朝鮮を訪問する方向で調整が進められていると明らかにしました。近く正式に発表される見通しだということです。

プーチン大統領は去年9月、ロシア極東のアムール州にある宇宙基地でキム・ジョンウン(金正恩)総書記と首脳会談を行った際、北朝鮮への招待を受けていて、プーチン大統領が今回、北朝鮮を訪問すれば2000年7月以来24年ぶりとなります。

ロシアはウクライナへの軍事侵攻が長期化し、兵器不足に陥る中で北朝鮮から砲弾などを調達しているとされ、プーチン大統領は北朝鮮を訪問してキム総書記と会談するなどして軍事的な連携をいっそう強めたいねらいもあるとみられます。

一方、北朝鮮は先月27日に軍事偵察衛星の打ち上げに失敗したばかりで、ロシアから軍事や宇宙分野などで技術支援をさらに受けたいねらいもあるとみられます。

また、外交関係者は、プーチン大統領は来週後半を軸にベトナムを訪問する方向でも調整が進められていると明らかにし、プーチン大統領が北朝鮮とベトナムを相次いで訪問する可能性も出ています。