東京都知事選挙 小林興起 元衆院議員が立候補の意向を表明

来月投開票が行われる東京都知事選挙に、元衆議院議員の小林興起氏(80)が立候補する意向を表明しました。

小林氏は10日、都庁で記者会見し「神宮外苑の再開発で木を切って建物が建ってしまったら、森が消えてしまう。また、地上には大きなビルが建っているが、地下はボロボロのところがいっぱいある。自分が語ることで間違った流れを食い止めることができると言われ選挙に臨むことになった」と述べ、来月に行われる東京都知事選挙に立候補する意向を表明しました。

また、インターネットを活用するなどして選挙に関心のない人たちの支持も取り込みたいという意向を示しました。

小林氏は80歳。旧通産省の勤務を経て、1990年の衆議院選挙で初当選し、5回当選しました。

郵政民営化に反対し自民党を離党したあと、民主党などを経て、現在は政治団体の代表を務めています。

東京都知事選挙には、
▽現職の小池知事が立候補に向けた調整を進めているほか、
▽蓮舫 参議院議員、
▽広島県安芸高田市の元市長、石丸伸二氏、
▽タレントの清水国明氏、
▽航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏など、
これまでに合わせて40人以上が立候補の意向を表明しています。