神奈川 寒川町 工場で火事 けが人なし 大量の煙で住民一時避難

10日夕方、神奈川県寒川町の工業用ゴムなどを製造する工場で火事がありました。けが人は出ていませんが、大量の煙のため、近くに住む人たちが一時避難しました。

10日午後5時すぎ、寒川町一之宮にある工業用ゴムなどを製造する「日東化工」の工場で、「建物から火と煙が出ている」と従業員から消防に通報がありました。

消防車11台が出て消火にあたり、火はおよそ3時間後にほぼ消し止められました。

警察によりますと、これまでのところけが人はいないということですが、大量の煙が出たため、近くの住民70人から80人ほどが近くの小学校に一時避難したということです。

警察と消防が火事の詳しい原因を調べることにしています。

現場はJR相模線の寒川駅から南西に1キロ余り離れた工場などが建ち並ぶ地域です。

幅数十メートルの炎と大量の黒煙確認

10日夜6時半すぎにNHKのヘリコプターから撮影された映像では、工場の建物から、幅数十メートルにわたってオレンジ色の炎が上がり、黒い煙が大量に立ちのぼる様子が確認できます。

周りに複数の消防隊員が集まり、ホースで放水するなどの消火活動が行われているのも見えます。

一時避難した夫婦「窓開けたらすごい煙とにおい」

現場近くに住み、一之宮小学校の体育館に一時避難した80代の夫婦は「友達からの連絡で火事に気付き、窓を開けたらすごい煙とにおいでした。気になって外に出たら、『避難してください』と言われました」と振り返りました。

そして「さきほど『もう落ち着いたので、帰宅してもいいですよ』と言われほっとしました」と話していました。

目撃した高校生「燃えていくうちに爆発音」

火事を目撃した男子高校生は「黒煙がばーっと周りのビルよりも高く上がっていました。最初はそこまで音がしなかったんですが、燃えていくうちに『ドンドン』という爆発音がしました」と話していました。