“四国地方が梅雨入り” 去年より11日遅く 平年より4日遅く

前線や湿った空気の影響で四国では広い範囲で雨が降っています。この先1週間も雨や曇りの日が多くなる見込みで、高松地方気象台は9日午前、「四国地方が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。四国の梅雨入りは去年より11日、平年より4日それぞれ遅くなりました。

高松地方気象台によりますと、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、四国では大気の状態が非常に不安定になっていて、広い範囲で雨が降っています。

この先1週間も雨や曇りの日が多く見込まれるとして気象台は9日午前11時「四国地方が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。

四国地方の梅雨入りは去年より11日、平年より4日それぞれ遅くなりました。

気象台によりますと、9日、四国で1時間に降る雨の量は太平洋側の多いところで70ミリと予想されています。

また、10日昼までの24時間に降る雨の量は太平洋側の多いところで120ミリと予想されています。

気象台は低い土地の浸水や川の増水、それに、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。