仙台「東北絆まつり」が始まる 東北6県の祭りが一堂に

東北6県の祭りが一堂に集まる「東北絆まつり」が8日から仙台市で始まりました。

「東北絆まつり」は東日本大震災からの復興を願って開催された東北六魂祭の後継イベントとして2017年から東北6県の県庁所在地で開かれていてことしは仙台市での開催となりました。

8日は開催を記念して仙台市の上空では航空自衛隊のブルーインパルスによるアクロバット飛行が行われ大きな歓声があがっていました。

メイン会場の1つ、仙台市青葉区の西公園の特設ステージでは青森の「ねぶた祭」や提灯のついた竹竿で五穀豊穣を祈る秋田の「竿燈まつり」など東北各県の祭りが紹介されました。

また、市内の商店街では、宮城の「すずめ踊り」や岩手の「さんさ踊り」、それに福島の「わらじまつり」や山形の「花笠まつり」といった各地の踊りが披露され、沿道からは大きな歓声が上がっていました。

訪れた40代の男性は、「躍動感があって、街への愛を感じながら踊られていて、復興に向けた熱心な思いを感じました」と話していました。

東北絆まつりは9日まで行われ、午後には踊り手などおよそ1000人が参加する6県の夏祭りのパレードが行われる予定です。