ロッテ 佐々木朗希 広島戦に先発登板 6回1失点で5勝目

上半身の疲労回復の遅れのため出場選手登録を抹消されていたプロ野球、ロッテの佐々木朗希投手が8日、1軍登録されておよそ2週間ぶりに先発登板し、セ・リーグ首位の広島を相手に6回を投げ9奪三振1失点の好投で5勝目を挙げました。

佐々木投手は先月24日のソフトバンク戦に先発し、7回119球を投げ1失点と好投して4勝目を挙げましたが、その後「上半身の疲労回復に少し遅れが見られる」として28日に1軍の出場選手登録を抹消されました。

佐々木投手は抹消後も1軍に残って調整を続けて8日、1軍の出場選手に登録され、マツダスタジアムで行われた交流戦の広島との試合でおよそ2週間ぶりに先発登板しました。

佐々木投手は2回に振り逃げとヒットで1アウト一塁二塁のピンチをむかえ、相手の送りバントを処理した際に一塁に悪送球し、この間にランナーがかえって1点を先制されました。

それでも3回以降は150キロ台後半のストレートとフォークボールのコンビネーションで広島打線をヒット1本に抑え得点を許しませんでした。

佐々木投手は6回90球を投げヒット3本、フォアボールなし、デッドボール1つ、三振9個を奪い、自責点なしの1失点の内容で、チームは中盤に逆転して3対1で勝ったため、復帰登板を白星で飾りました。

これで今シーズンの成績は5勝2敗、防御率は1.96となりました。