アニメ制作会社「ガイナックス」が裁判所に破産の申し立て

人気アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」を制作したことで知られるアニメ制作会社「ガイナックス」が裁判所に破産の申し立てを行い、受理されたことを明らかにしました。

アニメ制作会社「ガイナックス」によりますと、先月29日に東京地方裁判所に破産の申し立てを行い、受理されたということです。

ガイナックスは、1984年に設立し、人気アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」を制作したことで知られていますが、2012年ごろから経営が悪化し、2019年には当時の代表取締役が未成年者への性加害で逮捕されるなどして混乱が続いていました。

ガイナックスの神村靖宏代表取締役は発表のなかで「業務の継続は困難と判断した。債権者の皆様、ご協力をいただいた各社様、そしてファンの皆様にたいへん申し訳なく存じます」としています。

「新世紀エヴァンゲリオン」の著作権については現在、別の会社が保有しています。