交際相手の娘を洗濯機に逆さづりで押し込んだか 容疑者を起訴

先月19日、茨城県東海村で交際相手の3歳の娘を洗濯機に入れて動かし、けがをさせたとして逮捕された男の容疑者が、中からふたを押し上げて抵抗した娘を持ち上げて逆さづりにし再度、頭から押し込むなどしていたことがわかりました。検察は逮捕監禁傷害の罪で7日、起訴しました。

起訴されたのは、東海村の会社員、舛井英明被告(30)です。

起訴状などによりますと先月19日、自宅で同居している交際相手の3歳の娘を縦型の洗濯機に入れて動かし、顔や背中、足などに全治2週間のけがをさせたとして逮捕監禁傷害の罪に問われています。

被告は女の子の腕をつかんで宙づりにして洗濯機の中に落とし入れ、手でふたを押さえながらスタートボタンを押したということです。

また、中からふたを押し上げた女の子をいったん持ち上げて足首をつかんで逆さづりし、頭から再び押し込んでさらに洗濯機を動かしたということです。

この間、被告はふたの上に座ったり、押さえたりしてロック機能を作動させ女の子を閉じ込めていたとみられています。

警察は殺人未遂の疑いで調べていましたが、水戸地検は7日、逮捕監禁傷害の罪で起訴しました。

検察は認否を明らかにしていませんが、被告は逮捕直後の警察の調べに対し「やっていない」と供述していました。