天皇陛下が静養中に撮影されたご一家の写真などを公開 宮内庁

天皇皇后両陛下の結婚記念日を前に、宮内庁は、静養中に天皇陛下が撮影されたご一家の写真などを公開しました。

両陛下は9日、結婚から31年を迎えられます。

これを前に、宮内庁は天皇ご一家が静養のため先月、栃木県高根沢町にある御料牧場に滞在された際の写真21枚を公開しました。

天皇陛下撮影

このうち7枚は、天皇陛下が愛用のカメラで撮影されたもので、皇后さまと愛子さまが、去年の静養中にふれあった馬と再会した場面や、防疫対策として防護服を着て群れの中に入り子羊を抱かれている様子などが写っています。

また、宮内庁職員が撮影した写真には、ご一家でレタスやミニトマトを収穫したり、スコップを持ってタケノコを掘ったりしている様子や、おそろいのヘルメットをかぶってサイクリングを楽しまれている様子などが収められています。

このほか、去年の静養中に生まれ、直前に虹がかかったことから愛子さまが「レインボー」と名付けた牛と再会し、ふれあわれるご一家を写した写真もあります。

園遊会で“猫談義” 保護猫の写真も

宮内庁は、天皇ご一家がお住まいで飼われている猫の写真も公開しました。

この中には現在飼っている保護猫の「みー」と「セブン」の写真もあり、ことしの春の園遊会では、皇后さまがこれらの写真をバッグから取り出して招待者に示しながら天皇陛下とともに猫談義に花を咲かせ、「この子野良猫で、うちで保護しまして」などと話されたことが話題になりました。

愛子さまが小学3年生だった14年前、赤坂御用地にあった当時のお住まいに来た5匹の猫を保護し、このうち「みー」とその母猫を飼われることになったということで、その当時の様子を収めた写真も公開されました。

宮内庁が公開した全写真

天皇陛下撮影

天皇陛下撮影

天皇陛下撮影

天皇陛下撮影

天皇陛下撮影

愛子さま撮影

両陛下のいずれかが撮影

両陛下のいずれかが撮影

両陛下のいずれかが撮影