テーマパークからカピバラ1匹逃げる 警察が注意呼びかけ 栃木

6日午後、栃木県日光市のテーマパークから体長1メートルほどのカピバラ1匹が逃げ出し、警察は近づくと警戒して攻撃してくるおそれもあるため注意を呼びかけています。

6日午後2時ごろ、日光市柄倉のテーマパーク「おさるランド&アニタウン」で飼われていたカピバラ1匹が逃げ出したと警察に通報がありました。

逃げたカピバラは「いろは」という名前のオスで、毛の色は茶色、体長がおよそ1メートル、体重はおよそ30キロあるということです。

この施設は4匹のカピバラを飼育していますが、このカピバラは体調不良のため当時はほかの3匹とは別の屋内の部屋にいて、飼育員が様子を見ようと扉を開けたところ走って逃げ、施設の敷地外に出たとみられるということです。

部屋の扉は二重になっていますが、外側の扉が半分開いたままになっていたということです。

施設は「カピバラはふだんはおとなしい動物だが、時速50キロほどで走るなど俊敏な一面もある。近づくと警戒して攻撃してくるおそれもあるため、見つけた場合は近づかずに警察などに連絡してほしい」としています。

警察は周辺をパトロールし、見つけても近づかないよう注意を呼びかけています。