タイガース 前田健太 先発出場も2球投げ降板 右脇腹に違和感

大リーグ、タイガースの前田健太投手は5日、レンジャーズ戦に先発しましたが、2球を投げたところで右脇腹の違和感のためマウンドを降りました。

前田投手は相手の本拠地、アーリントンで行われたレンジャーズとの試合に中4日で先発しましたが、1回、先頭バッターに対して2球を投げたところで、マウンド上で表情をゆがめ、右の腹の辺りを気にする様子を見せました。

前田投手は、このまま交代となり、球団は右脇腹の違和感のために降板したとしています。

試合はタイガースが1対9で敗れ、連勝が3で止まりました。

前田投手は今シーズン、ここまで10試合に登板して2勝2敗、防御率は6.25です。

前田「感覚的にはそこまでひどくないと思う」

試合後、前田投手は取材に応じ、「1球目にちょっと力を入れて投げた時に少し強い張りみたいなものが出た。何とかごまかしながらもう少し投げられるかなと思ったが、監督は無理して投げてひどくなる方がよくないと言ってくれた。リリーフ陣のピッチャーに迷惑をかけてしまってすごく申し訳ない」と話しました。

今後、検査をする予定だということで「検査をしてみないとわからないが、感覚的にはそこまでひどくないと思う。今は投球フォーム的にもいろいろ試しながら投げていて、きょうはブルペンで力がいつもより伝わる感じがあり、そこで張りも強く出た可能性もある。新しいことに挑戦しているなかで、ある程度、原因はこれかなというものもある」と程度は重くないことを強調していました。