河川・地下水などPFAS全国マップ2種類で詳しく あなたの町は?

河川・地下水などPFAS全国マップ2種類で詳しく あなたの町は?
「安全な水道水だと思っていたので…。まさか、ですよね」

岡山の山あいのおよそ1000人が暮らす小さな地区で、水道水が有害とされる化学物質「PFAS」に汚染されていることがわかりました。

住民からあがる健康への不安の声。

いま、全国各地で“PFAS汚染”が明らかになっています。

全国の自治体ごとに河川や地下水の汚染状況がわかる「“PFAS汚染”全国マップ」を記事の中で紹介しています。
また、日本水道協会が上水道を運営する自治体などから集めたデータをもとに、令和3年度の水道水の検出状況をまとめた地図も掲載しています。
(安井俊樹、神谷佳宏、入江和祈、兵藤秀郷、柳澤あゆみ、林勇志)

(6月12日 新たな地図も加えるなど記事を更新しました)
【NHKプラスで配信】
6/12(水) 午後7:30~午後8:00放送予定
配信期限 : 6/19(水) 午後8:00 まで

目標値の28倍 広がる健康不安

岡山県の中央に位置する吉備中央町。
自然豊かな山あいの小さなまちに暮らす人たちをゆるがしているのが、化学物質「PFAS」による汚染です。

吉備中央町では去年10月、およそ1000人が使う水道水から、国の暫定目標値(50ng/L)の28倍にものぼる高い濃度(1400ng/L)のPFASが検出されていたことが明らかになり、大きな衝撃が走りました。
このまちで暮らしてきた60代の女性です。

問題発覚後、町は水源を切り替え、現在は水道水の濃度は国の目標値を下回っていますが、安全だと信じていた水道水が汚染されていたと知り、生活が一変しました。
住民の女性
「『きょうから水を飲めないから近くの給水所に水を取りに来てください』と言われました。毎日、毎日、大変でした」
住民の有志による血液検査を受けた女性。

血中から1ミリリットルあたり362.9ナノグラムのPFASが検出されました。アメリカの学術機関が、健康リスクが高まると指摘する値(20ng/mL)の18倍にあたります。

検査を受けた27人全員、血中濃度が、この値を上回っていました。

女性は4年前、アメリカの学術機関がPFASと関連があると指摘する病気のひとつ「脂質異常症」と診断されていて、今も薬が手放せません。
女性
「原因はわかったほうがいいですが、なんとも言えません。不安は尽きないです。きのうよりきょうが少しでも良ければいいかなと、そんな感じです」

“この町に引っ越してきて流産繰り返した”

吉備中央町で血液検査を受けた住民とその家族27人を対象にNHKはアンケートや聞き取り調査を実施(回答数26)。
目立ったのが、流産の経験です。

30代から40代だった女性5人のうち、3人が流産を経験していたことがわかりました。

阿部順子さん(43)です。夫と13歳の息子の3人暮らしです。
13年前、東京から移住したあと、この町で3回、流産を経験しました。
阿部順子さん
「どん底の気分でした。望んで妊娠して、それがやっぱり何度妊娠しても流産してしまう。なんでだろうなっていうふうな、あきらめに近い感じで思っていました」
PFASの血中濃度の高さと流産のリスク。
吉備中央町での関連は分かりませんが、ここ数年、海外では関連があると結論付ける論文が複数発表されています。
また、国の食品安全委員会の作業部会も、「2021年3月までに公表された23の文献を解析した結果、流産リスクに関連がみられた」とする研究を評価書案に掲載しています。
阿部順子さん
「私の流産についての因果関係はわからなくても、今後の人に関しては、それではいけないだろうと思っています。血中濃度が高いからといってどんな健康影響が出るかっていうのは明確じゃない。そこがわからないことにはどうしようもないので、今後10年ぐらいかけながら、そこをちゃんと見てほしいなと思います。因果関係があるのであれば、一刻も早くPFASを規制してほしいなと思います」

水道水で高い値 令和3年度は2か所

私たちが日々、口にしている水道水。

その水道水からも高い値のPFASが検出された場所があります。
NHKは今回、日本水道協会が上水道を運営する自治体などから集めたデータや自治体への聞き取りをもとに、令和3年度のPFAS検出状況を地図にしました。
地点色分け
赤色:50ナノグラム/L超
黄色:50ナノグラム/L以下
国の値を超えたPFASが検出されたのは2地点。

吉備中央町は飛び抜けて高い値でした。
岡山・吉備中央町「円城浄水場」
1200ナノグラム/L(国の暫定目標値の24倍)
三重・桑名市「多度中部送水場」
170ナノグラム/L(国の暫定目標値の3.4倍)

水源を変えるなどの対策を行い、いずれも現在は目標値を下回っています。
水道水の検出状況について、浄水場名や検出値などの詳細を記事の最後に掲載しています。

PFASとは?

PFASは人工的に作られた有機フッ素化合物の総称で、1万種類以上が存在するとされます。水や油をはじく特性などから、かつては泡消化剤や精密機器の製造、フライパンのコーティング、はっ水スプレーなど幅広い用途に使われていました。

長く環境に残留することから“永遠の化学物質”とも呼ばれ、欧米の研究では、PFASの一部の物質が発がん性や子どもへの成長の影響など有害性が指摘されています。日本ではPFASのうち3種類の物質について、輸入や製造などが禁止されています。

日本ではPFASのうち、「PFOA」と「PFOS」という2種類の物質について、「暫定目標値」として、1リットルあたり合計50ナノグラムを、「体重50キロの人が水を毎日2リットル飲んだとしても、この濃度以下なら健康に悪影響が生じないと考えられる水準」としています。

全国に広がる“PFAS汚染” あなたのまちの測定結果は?

一方、河川や地下水など環境中の汚染状況はどのようになっているのか。

NHKは、環境省が公表した河川や地下水などの令和4年度の調査結果を「“PFAS汚染”全国マップ(河川・地下水等)」として可視化しました。

こちらに表示されたマップを地図を拡大したり、タブでデータを切り替えたりできます。また、マップ上で自治体をクリックするとPFASの測定結果を確認することができます。
PFAS調査は環境省の呼びかけにより、令和2年度から実施する自治体が増え、環境省は去年から自治体の調査結果を取りまとめて公表を始めました。

このマップはことし3月公表の令和4年度の調査結果をもとに、都道府県に取材した結果を反映させています。

国の暫定目標値をもとに、マップでは以下のように自治体を色分けしました。
自治体色分け
赤色: 50ナノグラム/Lを超えた自治体
黄色: 50ナノグラム/L以下の自治体
水色: 国に報告する値として各自治体が独自に判断した「報告下限値」を下回った自治体
▽灰色: 国への報告がなかった自治体

色分けは、同一の自治体内で複数の調査が行われていた場合、最も高い値で表示しています。
マップは、タブごとに3種類のデータに切り替えできます。
マップ上で自治体をクリックすると、それぞれの種類ごとに、自治体別の測定値を確認できます。

▽環境全体(河川・湖沼・地下水)
▽河川・湖沼
▽地下水

※環境省の海域の調査結果は、マップには反映していませんが国の暫定目標値を超えた地点はありませんでした。
※環境省は地下水の場所を市区町村までしか公表していないため、自治体名だけ表記しています。
※「<」は国に報告する値として各自治体が独自に判断した報告下限値未満を意味します。
※地図をクリックして表示される自治体ごとの調査地点のデータは、高い値から順に表示されます。

全国111地点で国の値超え 98%は“汚染源不明”

令和4年度のPFAS調査は38都道府県1258地点で行われ、このうち111地点で国の値を超えています。

環境省はPFASの調査を呼びかけていますが実施は都道府県の任意です。
秋田県、新潟県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、山口県、香川県、長崎県の9つの県では国への報告がありませんでした。
最も高い濃度が検出されたのは、大阪・摂津市の地下水で国の値の420倍にあたる2万1000ナノグラム/L。

続いて大阪・摂津市の河川で44倍にあたる2200ナノグラム/L。
沖縄県嘉手納町の地下水で42倍にあたる2100ナノグラム/Lなどとなっています。

環境省によりますと、このうちPFASの排出源を特定したのは、過去にPFASを取り扱っていた工場敷地内にある大分市の2地点の井戸のみで、残りの109地点、98%は不明だということです。

なぜ水道水が汚染されたのか?

水道水から高い濃度が検出された岡山県吉備中央町。

ここまで高い濃度のPFAS汚染を引き起こした原因は何なのか。

去年10月の問題発覚後、町は第三者委員会を設置して、汚染源の特定を進めています。

その中で、汚染源ではないかと見ているのが「使用済み活性炭」です。
水源の上流に、約580のフレコンバッグに入れられ野ざらしの状態で置かれていました。県の調査では、この活性炭から最大で450万ナノグラム/L、さらに周辺の土壌から75万ナノグラム/Lという、極めて高い濃度のPFASが検出されました。
活性炭を置いたのは、使用済み活性炭を高温で焼いて再生する事業などを手がけている業者です。この業者が16年前の2008年からこの場所に搬入し、そのまま放置していたことを認めています。
活性炭を水源の上流に放置した業者が、今回、NHKの取材に文書で回答を寄せました。

何に使われていた活性炭なのかを尋ねたところ、「再生用原料として受け入れの基準を満たした活性炭」だと回答。

その上で、「このような高濃度のPFASが含まれているということは、PFASそのものを除去する目的など、特殊な状況で使われた活性炭と考えるほかにないと思われる」という見解を示しました。

一方で、「当該の活性炭を受け入れた当時、PFASそのものの除去目的のような特殊な状況で使われた活性炭との説明は受けていない」としています。

PFAS排出削減に使った活性炭 行き先不透明のケースも

吉備中央町の報道を見て、以前、PFASを取り扱う工場で働いていた男性が取材に応じました。

男性は大手化学メーカーの工場でおよそ30年勤務していました。
勤めていた工場では、PFASの危険性が公に指摘され始めた2000年以降、工場で使った水のPFASを除去したうえで排水することを決定。

その際に使ったのが活性炭です。活性炭にPFASを吸着させた上で排水するのです。

活性炭は一定期間使うと吸着力が落ちるため交換が必要で、PFASを吸着した活性炭の処理を一時、業者に任せていたといいます。

ただ、その当時、業者に依頼した使用済み活性炭が、適切に処理されたか確信は持てないといいます。
元化学メーカー勤務の男性
「再生品(リサイクル品)、あるいは委託処理という形になると、その先でどのような手続きをとっているのかというのは『委託会社に任せてある』のひと言で終わってしまう危険性があるんですね。(委託業者が)保管した時に、そこに雨水がかかって溶け出す危険性はないのか、管理の問題から誤って廃棄されてしまったということが起こる危険性だってゼロじゃない。処理を委託した先の工場で、汚染が広まる危険性は十分にあると思います」
PFASによる環境汚染に詳しい専門家は、産業廃棄物が原因となるPFAS汚染が今後、全国で次々に検出される可能性があると指摘します。
京都大学 田中周平准教授
「PFASが廃棄物の中に入ったり下水の汚泥に入ったりしながら、完全に処理されないままいろんなところに残ったものが、雨が降ったことによってしみ出してきているのがわかってきている。水に溶けやすい物質でもあるので、いろんな所から検出されるということは、これからも起こることだと思う」
取材を通して、PFASによる汚染が国内で広がり、影響が出ている可能性があることが見えてきました。

国内で定められた水道水などの目標値はまだ「暫定」です。国は海外などの動向を見ながら見直しを進めるとともに、健康影響に関する研究を本格化させているとしています。

しかし今も、実際に高い値のPFASが検出された水を飲んだ住民は、健康被害への不安を抱えながら生活しています。国や自治体による対策がきちんと行われるのか。これからも取材を続けていきます。

水道水のPFAS検出状況 全国マップ

こちらは、令和3年度の水道水(給水栓水)のPFAS検出状況を地図で可視化したものです。

日本水道協会が上水道事業を運営する自治体などの水質検査のデータをまとめた「水道統計」と、自治体への聞き取り取材をもとにしています。
地点色分け
赤色:50ナノグラム/L超
黄色:50ナノグラム/L以下
水色:「定量下限値」未満

※「定量下限値」とは、測定において信頼性のおける一番小さな数値を指します。自治体によって設定値に多少のばらつきがあります。
地図内でプロットした地点は、浄水場や配水地などが位置する自治体の代表地点を示しています。

それぞれの浄水場や配水池などで取水した水は、周辺の自治体にも供給されているケースもあります。

また、令和3年度のデータに基づいているため、取材で休止や廃止がわかった浄水場などは地図上の地点には含まれていません。

水道水の暫定目標値 50ng/Lとは

国が定めた水道水の暫定目標値は河川や地下水などと同じで、PFASのうち「PFOA」と「PFOS」という2種類の物質の合計で、1リットルあたり50ナノグラムです。

「体重50キロの人が水を毎日2リットル飲んだとしても、この濃度以下なら健康に悪影響が生じないと考えられる水準」としています。

2023年に国は専門家会議を立ち上げ、暫定目標値の見直しの検討を進めています。国内外の最新の科学的な知見などをもとに議論を進めるとしています。

【全国水道水マップ 検出状況一覧】

水道水からPFASが検出された状況の詳細です。
国の暫定目標値を超えていなくても、各自治体などの定量下限値を超えた水道水の浄水場を示しています。

地図に示された地点は、原則、浄水場などが位置する自治体の代表地点です。
同一自治体内で複数の調査が行われていた場合、最も高い値で色を表示しています。

PFASは「水質管理目標設定項目」で水道事業者などによる調査が義務づけられていません。
調査は任意で行われているため、プロットのない地域もあります。

※自治体によるデータ修正を受けて、一部を修正しました。(2024年6月17日)

北海道

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
北海道南幌町 長幌第2浄水場 1 長幌上水道企業団

東北

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
宮城県気仙沼市 大洞山浄水場 5 気仙沼市
宮城県栗原市 新山浄水場 5 栗原市
宮城県栗原市 桐木沢浄水場 5 栗原市
宮城県加美町 大崎広域水道 5 栗原市
宮城県栗原市 館下浄水場 5 栗原市
秋田県井川町 林坂浄水場 5 井川町
福島県相馬市 西山配水池 5 相馬地方広域水道企業団

関東甲信越

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
茨城県茨城町 南部浄水場 8 茨城町
茨城県筑西市 小栗浄水場 14 筑西市
茨城県筑西市 蓬田浄水場 18 筑西市
茨城県常陸太田市 新地浄水場 1 常陸太田市
茨城県常陸太田市 大野浄水場 1 常陸太田市
茨城県常陸太田市 久米浄水場 2 常陸太田市
茨城県常陸太田市 内田浄水場 1 常陸太田市
茨城県かすみがうら市 霞ケ浦浄水場 2 茨城県(県南西)
茨城県取手市 利根川浄水場 9 茨城県(県南西)
茨城県阿見町 阿見浄水場 3 茨城県(県南西)
茨城県土浦市 新治浄水場 4 茨城県(県南西)
茨城県筑西市 関城浄水場 3 茨城県(県南西)
茨城県常総市 水海道浄水場 7 茨城県(県南西)
茨城県鹿嶋市 鹿島浄水場 13 茨城県(鹿行)
茨城県鹿嶋市 鰐川浄水場 9 茨城県(鹿行)
栃木県足利市 大前浄水場 6 足利市
栃木県足利市 坂西浄水場 9 足利市
栃木県鹿沼市 第1浄水場 6 鹿沼市
栃木県鹿沼市 第3浄水場 10 鹿沼市
栃木県鹿沼市 第4浄水場 11 鹿沼市
栃木県鹿沼市 清洲第1浄水場 8 鹿沼市
栃木県鹿沼市 清洲第2浄水場 12 鹿沼市
栃木県さくら市 向河原浄水場 7 さくら市
栃木県さくら市 押上浄水場 7 さくら市
埼玉県所沢市 第一浄水場 2 所沢市
埼玉県所沢市 西部浄水場 1 所沢市
埼玉県所沢市 南部浄水場 6 所沢市
埼玉県所沢市 東部浄水場 4 所沢市
埼玉県川口市 上青木浄水場 7 川口市
埼玉県戸田市 東部浄水場 5 戸田市
埼玉県戸田市 中部浄水場 5 戸田市
埼玉県宮代町 第2浄水場 5 宮代町
埼玉県宮代町 宮東配水場 5 宮代町
埼玉県鴻巣市 川里浄水場 5 鴻巣市
埼玉県越谷市 西部配水場 5 越谷・松伏水道企業団
埼玉県上尾市 西部浄水場 5 上尾市
埼玉県上尾市 東部浄水場 5 上尾市
埼玉県朝霞市 岡浄水場 5 朝霞市
埼玉県朝霞市 泉水浄水場 5 朝霞市
千葉県千葉市 平川浄水場 6 千葉市
千葉県千葉市 大木戸浄水場 7 千葉市
千葉県市原市 平蔵浄水場 5 市原市
千葉県市原市 月出浄水場 7 市原市
千葉県柏市 第三水源地 9 柏市
千葉県柏市 第四水源地 8 柏市
千葉県柏市 第五水源地 10 柏市
千葉県柏市 第六水源地 10 柏市
千葉県柏市 岩井水源地 10 柏市
千葉県山武市 山武浄水場 1 山武市
千葉県勝浦市 佐野浄水場 4 勝浦市
千葉県大多喜町 面白浄水場 3 大多喜町
千葉県大多喜町 横山浄水場 1 大多喜町
千葉県鴨川市 東町浄水場 9 鴨川市
千葉県鴨川市 横渚浄水場 7 鴨川市
千葉県鴨川市 保台浄水場 10 鴨川市
千葉県鴨川市 奥谷浄水場 6 鴨川市
千葉県鴨川市 清澄浄水場 4 鴨川市
千葉県南房総市 小向浄水場 4 南房総市
千葉県南房総市 千倉第2配水池 7 南房総市
千葉県南房総市 白浜浄水場 2 南房総市
千葉県南房総市 白浜浄水場 2 南房総市
千葉県南房総市 富山浄水場 4 南房総市
千葉県南房総市 第6配水場 5 南房総市
千葉県大多喜町 大多喜浄水場 6 南房総広域水道企業団
東京都世田谷区 砧下浄水所 17 東京都
東京都武蔵野市 第一浄水場 14 武蔵野市
東京都武蔵野市 第二浄水場 18 武蔵野市
東京都昭島市 東部配水場 8 昭島市
東京都昭島市 西部配水場 3 昭島市
東京都昭島市 北部配水場 8 昭島市
神奈川県座間市 第1配水場 38 座間市
神奈川県座間市 第2配水場 32 座間市
神奈川県座間市 相模が丘配水場 36 座間市
新潟県新潟市 阿賀野川浄水場 5 新潟市
新潟県新潟市 満願寺浄水場 5 新潟市
新潟県新潟市 東港浄水場(受水) 5 新潟市
新潟県新潟市 東港浄水場 6 新潟東港地域水道用水供給企業団
長野県長野市 川合新田水源 24 長野市
長野県長野市 寺尾浄水場 7 長野市
長野県長野市 穂刈浄水場 3 長野市

中部地方

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
福井県勝山市 立川水源地 5 勝山市
福井県勝山市 若猪野水源地 5 勝山市
福井県勝山市 新道配水池 5 勝山市
福井県勝山市 大渡水源地 5 勝山市
福井県勝山市 法恩寺浄水場 5 勝山市
福井県勝山市 鹿谷配水池 5 勝山市
福井県勝山市 木根橋配水池 5 勝山市
福井県勝山市 北郷配水池 5 勝山市
福井県勝山市 谷配水池 5 勝山市
福井県勝山市 薬師神谷配水池 5 勝山市
静岡県静岡市 与一取水場・与一受水槽系 1 静岡市
静岡県焼津市 祢宜島配水場 1 焼津市
静岡県焼津市 中新田配水場 2 焼津市
静岡県焼津市 上泉配水場 1 焼津市
静岡県裾野市 石脇配水池 2 裾野市
静岡県磐田市 上神増水源ポンプ場 1 磐田市
静岡県小山町 用沢 5 小山町
静岡県小山町 棚頭 5 小山町
静岡県小山町 三菱 5 小山町
静岡県小山町 御登口 5 小山町
静岡県小山町 篭坂 5 小山町
静岡県小山町 湯船原 5 小山町
静岡県長泉町 長泉第1浄水場 2 長泉町
静岡県長泉町 長泉第2浄水場 1 長泉町
静岡県磐田市 寺谷浄水場 5 静岡県(遠州)
静岡県磐田市 寺谷浄水場 5 静岡県(遠州)
静岡県三島市 中島浄水場 2 静岡県(駿豆)
愛知県犬山市 城東浄水場 10 犬山市
愛知県豊田市 中切水源配水場 10 豊田市
愛知県豊田市 志賀配水場 6 豊田市
愛知県岩倉市 岩倉団地配水場 43 岩倉市
三重県桑名市 西部水源地 6 桑名市
三重県桑名市 多度中部送水場 170 桑名市
三重県四日市市 三滝水源地 11 四日市市
三重県四日市市 内部水源地 5 四日市市
滋賀県大津市 柳が崎浄水場 6 大津市
滋賀県大津市 真野浄水場 6 大津市
滋賀県大津市 八屋戸浄水場 6 大津市
滋賀県栗東市 出庭水源地 6 栗東市
滋賀県栗東市 十里水源地 13 栗東市
滋賀県栗東市 金勝水源地 8 栗東市

近畿

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
京都府京都市 蹴上浄水場 6 京都市
京都府京都市 松ヶ崎浄水場 6 京都市
京都府京都市 新山科浄水場 6 京都市
京都府京都市 大原第2浄水場 5 京都市
京都府長岡京市 東第2浄水場 20 長岡京市
京都府八幡市 月夜田受水場 9 八幡市
京都府京田辺市 大住浄水場 35 京田辺市
京都府京田辺市 普賢寺浄水場 9 京田辺市
京都府京田辺市 宮ノ口受水場 8 京田辺市
京都府京田辺市 薪浄水場 26 京田辺市
京都府宇治田原町 宇治田原町浄水場 27 宇治田原町
京都府宇治田原町 立川浄水場 21 宇治田原町
京都府宇治田原町 奥山田浄水場 21 宇治田原町
大阪府吹田市 片山浄水所 10 吹田市
大阪府吹田市 泉浄水所 9 吹田市
大阪府高槻市 大冠浄水場 22 高槻市
大阪府寝屋川市 楠根配水場 9 寝屋川市
大阪府寝屋川市 高宮あさひ丘配水場 9 寝屋川市
大阪府寝屋川市 打上配水池 10 寝屋川市
大阪府寝屋川市 寝屋配水池 8 寝屋川市
大阪府寝屋川市 明徳配水池 9 寝屋川市
大阪府寝屋川市 成田東配水池 8 寝屋川市
大阪府守口市 守口市浄水場 12 守口市
大阪府東大阪市 菱屋西配水場 14 東大阪市
大阪府東大阪市 上小阪配水場 9 東大阪市
大阪府東大阪市 水走配水場 9 東大阪市
大阪府東大阪市 石切高区浄水場 11 東大阪市
大阪府東大阪市 石切低区浄水場 11 東大阪市
大阪府東大阪市 池島配水場 10 東大阪市
大阪府東大阪市 日下中区配水池 7 東大阪市
大阪府高石市 高石配水場 9 高石市
大阪府高石市 高石配水場 9 高石市
大阪府岸和田市 流木浄水場 13 岸和田市
大阪府守口市 庭窪浄水場 12 大阪広域水道企業団
大阪府枚方市 村野浄水場 13 大阪広域水道企業団
大阪府摂津市 三島浄水場 12 大阪広域水道企業団
兵庫県尼崎市 神崎浄水場 15 尼崎市
兵庫県西宮市 鳴尾浄水場 24 西宮市
兵庫県姫路市 町裏浄水場 23 姫路市
兵庫県姫路市 山崎浄水場 27 姫路市
兵庫県姫路市 網干配水場 6 姫路市
兵庫県姫路市 香寺浄水場 14 姫路市
兵庫県明石市 魚住浄水場 6 明石市
兵庫県明石市 明石川浄水場 38 明石市
兵庫県明石市 鳥羽浄水場 38 明石市
兵庫県芦屋市 芦屋奥山浄水場 6 芦屋市
兵庫県芦屋市 芦屋奥池浄水場 8 芦屋市
兵庫県宝塚市 小浜浄水場 44 宝塚市
兵庫県西脇市 上戸田浄水場 30 西脇市
兵庫県西脇市 大木浄水場 6 西脇市
兵庫県西脇市 大伏浄水場 5 西脇市
兵庫県三木市 三木山配水池 14 三木市
兵庫県三木市 西部浄水場 14 三木市
兵庫県三木市 脇川浄水場 5 三木市
兵庫県三木市 城山配水場 8 三木市
兵庫県三木市 小林配水場 31 三木市
兵庫県太子町 老原浄水場 20 太子町
兵庫県丹波市 母坪浄水場 6 丹波市(中央)
兵庫県尼崎市 猪名川浄水場 8 阪神水道企業団
兵庫県尼崎市 尼崎浄水場 7 阪神水道企業団
和歌山県有田市 新堂浄水場 5 有田市
和歌山県海南市 室山浄水場 7 海南市(海南)
和歌山県岩出市 第1浄水場 7 岩出市
和歌山県印南町 印南浄水場 5 印南町

中国地方

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
鳥取県米子市 西尾原水源地 11 米子市
岡山県和気町 上水道田原水源 5 和気町
岡山県和気町 上水道宿水源 5 和気町
岡山県和気町 上水道益原水源 5 和気町
岡山県新見市 馬塚浄水場 5 新見市
岡山県総社市 東部第2水源系 9 総社市
岡山県総社市 東部第2水源系 9 総社市
岡山県総社市 清音水源系 18 総社市
岡山県総社市 東部第2水源系 9 総社市
岡山県岡山市 旭東浄水場 6 岡山市
岡山県岡山市 山浦浄水場 5 岡山市
岡山県岡山市 紙工浄水場 17 岡山市
岡山県岡山市 宇垣浄水場 9 岡山市
岡山県吉備中央町 円城浄水場 1200 吉備中央町
広島県三次市 向江田浄水場 2 三次市
山口県防府市 寿第2水源地 9 防府市
山口県防府市 地神堂水源地 9 防府市
山口県防府市 人丸水源地 8 防府市

四国

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
徳島県小松島市 田浦浄水場 2 小松島市
愛媛県今治市 桜井浄水場 6 今治市(今治)
愛媛県新居浜市 清住送水場 6 新居浜市
愛媛県新居浜市 滝の宮送水場 8 新居浜市
愛媛県新居浜市 新山根送水場 1 新居浜市
愛媛県伊予市 森浄水場 1 伊予市
愛媛県伊予市 宮下浄水場 10 伊予市
愛媛県伊予市 小網浄水場 1 伊予市
愛媛県伊予市 上灘浄水場 1 伊予市
高知県南国市 南国市上水道(南部) 10 南国市

九州・沖縄

所在地/浄水場名/PFOSとPFOAの合計値(ng/L)/事業主体
熊本県荒尾市 大島水源センター 9 大牟田市
佐賀県伊万里市 有田川浄水場 5 伊万里市
佐賀県伊万里市 浦ノ崎浄水場 5 伊万里市
長崎県諌早市 長田地区 6 諌早市
長崎県諌早市 経塚水系 5 諌早市
長崎県諌早市 山開水系 10 諌早市
長崎県諌早市 法川水系 6 諌早市
長崎県諌早市 小川原浦地区 12 諌早市
長崎県諌早市 長里地区 8 諌早市
長崎県時津町 子々川浄水場 42 時津町
長崎県時津町 元村浄水場 5 時津町
熊本県熊本市 健軍水源地 7 熊本市
熊本県熊本市 一本木水源地 9 熊本市
熊本県熊本市 城山水源地 5 熊本市
熊本県熊本市 麻生田水源地 6 熊本市
熊本県熊本市 託麻水源地 7 熊本市
熊本県熊本市 秋田水源地 6 熊本市
熊本県熊本市 改寄水源地 29 熊本市
熊本県熊本市 鶴羽田水源地 12 熊本市
熊本県熊本市 舞原配水場 6 熊本市
沖縄県北谷町 県企業局北谷浄水場 9 那覇市
沖縄県北谷町 県企業局北谷浄水場 23 沖縄市
沖縄県北谷町 県企業局北谷浄水場 20 沖縄市
沖縄県金武町 金武浄水場 15 金武町
沖縄県今帰仁村 仲宗根浄水場 1 今帰仁村
沖縄県今帰仁村 与保城浄水場 1 今帰仁村
沖縄県今帰仁村 湧川浄水場 1 今帰仁村
岡山放送局記者
安井 俊樹
2001年入局
科学文化部で文化取材を担当した後、地方局で「政治とカネ」の問題を追及する調査報道を続けている
岡山放送局記者
神谷 佳宏
民放勤務のあと2023年から岡山局
県政担当として環境問題や赤字ローカル線問題などを取材
岡山放送局記者
入江 和祈
2021年入局
初任地の岡山県で県政を担当し、環境問題やハンセン病などを取材
岡山放送局記者
兵藤 秀郷
札幌放送局岩見沢報道室などを経て2022年から岡山放送局新見支局
行政や経済などを取材
機動展開プロジェクト記者
柳澤 あゆみ
2008年入局
秋田局、石巻報道室、カイロ支局などを経て現所属
PFASめぐる問題は去年はじめて取材
社会部記者
林 勇志
2011年入局
大阪局などを経て現所属で環境省を担当
PFASを継続取材
ネットワーク報道部記者
穐岡 英治
2006年入局
千葉局、報道局、大津局を経て現所属
データ可視化分析チーム「NMAPS」で、データ分析とビジュアライズを担当