5日午後0時40分すぎ、千葉市中央区の千葉駅前で「タクシーが分離帯を乗り越え人をはねた」と通りかかった人から通報がありました。
警察によりますとタクシーは歩道にあるバス停に突っ込み屋根の支柱に衝突して止まりました。
この事故で歩道にいた80代の女性と50代の男性、それに68歳のタクシーの男性運転手がけがをして病院に搬送されましたがいずれも意識はあるということです。
現場は千葉駅の東口の前にあるバスやタクシーなどが停車するロータリーで、目撃した別のタクシーの運転手によりますと事故を起こしたタクシーは待機場所から出たあとそのまま直進し柵をなぎ倒すなどしながら突っ込んだということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。
千葉駅前 タクシーが歩道に突っ込み2人けが 運転手も病院搬送
5日昼すぎ、千葉駅前でタクシーが歩道に突っ込みその場にいた2人をはねバス停の屋根の支柱に衝突して止まりました。2人とタクシーの運転手がけがをして病院に運ばれましたがいずれも意識はあるということで警察が詳しい状況を調べています。
事故の様子 ドライブレコーダーにも
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別のタクシーのドライブレコーダーに事故の様子が写っていました。
映像では、待機場所がある方向から走ってきたタクシーが、スピードを落とすことなく大きな音をたて、生け垣や柵をなぎ倒しながら直進しているのが確認できます。
タクシーはそのあとも直進し歩道にあった支柱に衝突して止まりました。
現場付近にいた男性「バーンという音がした」
現場付近にいた50代の男性は、「バーンという音がしたので振り返るとタクシーが相当なスピードを出して柵や生け垣を突き抜けてロータリーの柱にぶつかって止まっていました。タクシーのそばには男女2人がいて男性は車とぶつかったようでしたが、意識はある様子でした。タクシーの男性運転手は意識がもうろうとしているように見えました。びっくりです」と話していました。