北海道 小樽 “ニシン御殿” 庭園で約400株のぼたんが見頃

いわゆる「ニシン御殿」として知られる北海道小樽市の観光名所「小樽貴賓館」の「旧青山別邸」では、庭園でぼたんが見頃を迎え、訪れた人たちの目を楽しませています。

国の登録有形文化財になっている「小樽貴賓館」の「旧青山別邸」では、庭園に咲く40種類、およそ400株のぼたんが見頃を迎えています。

鳥のさえずりが聞こえる中、色とりどりのぼたんが咲く鮮やかな光景が広がっていて、訪れた人たちはゆっくりと散策しながら写真を撮るなどしていました。

庭園ではこのほか、およそ320株のしゃくやくも植えられていて、徐々に咲き始めているということです。

苫小牧市から訪れた80代の女性は「種類がたくさんあってとてもすてきです。こんなきれいなぼたんはなかなか見られないので感激です」と話していました。

小樽貴賓館のオーナーの佐藤美智夫さんは「気候がちょうどよくて大輪の花が咲いています。多くの人が来てくれて花も喜んでいるようです」と話していました。

小樽貴賓館によりますと、ぼたんは今週いっぱい、しゃくやくは来週から7月上旬ごろにかけて見頃だということです。