北海道 雨竜町 山林でクマに襲われ振興局の50代男性職員けが

3日午後、北海道雨竜町の山林で、道の振興局の50代の男性職員がクマに襲われて肩などにけがをしました。職員は命に別状はなく、警察などが警戒にあたるとともに、詳しい状況を調べています。

3日午後3時すぎ、雨竜町恵岱別で、北海道空知総合振興局の50代の男性職員がクマに襲われたと警察に通報がありました。

警察によりますと、職員は肩などをかまれてけがをし、病院に運ばれましたが、意識はあり、命に別状はないということです。

空知総合振興局や雨竜町役場によりますと、職員は崩れた山の斜面の修復工事に必要な調査のため、同僚4人と山に入っていたところ、クマに襲われたということです。

現場は雨竜町役場から北に10キロほど離れた山林で、近くに住宅などはないということですが、警察は、地元の猟友会と警戒にあたるとともに、襲われた時の詳しい状況を調べています。