自衛隊F35A戦闘機2機が青森空港に緊急着陸 約20分滑走路閉鎖

3日、午前9時前、自衛隊のF35A戦闘機2機が相次いで青森空港に緊急着陸し、滑走路がおよそ20分にわたって閉鎖されました。パイロットにけがはないということで、自衛隊などが詳しい状況を確認しています。

青森県港湾空港課などによりますと、3日午前8時46分と午前8時56分に航空自衛隊三沢基地所属のF35A戦闘機2機が相次いで青森空港に緊急着陸しました。

NHKが青森空港に設置したカメラの映像では、この時間に戦闘機とみられる機体2機が滑走路に相次いで着陸する様子が確認できます。

県によりますと、2機の戦闘機にはそれぞれパイロット1人が乗っていましたが、いずれもけがはないということです。

空港の滑走路は、緊急着陸の直後からおよそ20分にわたって閉鎖され、日本航空によりますとこの影響で
▽大阪空港から青森空港に到着する1便と
▽大阪空港に向かう1便の合わせて2便の発着が
いずれも30分余り遅れたということです。

自衛隊や県によりますと今のところ緊急着陸の原因は分かっていないということで、自衛隊が機体などを調べるとともに県も当時の詳しい状況を確認しています。