百万石行列「能登を応援」横断幕も 2500人の行列が金沢城へ

戦国時代の武将、前田利家が金沢城に入城する様子を再現した「金沢百万石まつり」のメインイベント「百万石行列」が行われ、能登半島地震の被災者に向けた横断幕も掲げられました。

スタート地点の金沢駅前では、能登半島地震の被災者に向けて「私たちは能登を応援しています」と記した横断幕が掲げられ、あわせて2500人の行列が金沢城へ出発しました。

ことしは前田利家の役を俳優の仲村トオルさんが、利家の妻のお松の方の役を俳優の夏菜さんが務めました。

沿道には大勢の見物客が集まり、馬に乗った仲村さんや華やかな着物をまとった夏菜さんが姿を見せると、大きな歓声があがりました。

実行委員会によりますと、ことしは去年より2万人多いおよそ41万人が沿道に集まったということです。

東京から観光で訪れた女性は「地元の人たちの熱狂的な雰囲気を感じて感動しました。利家公もばっちり見ることができてとてもうれしいです」と話していました。