パナソニック 別画像使用問題 別の機種でも外部画像など使用

パナソニックが新型カメラの紹介サイトで、この製品で撮影していない別の画像を使っていた問題で、会社は別の機種でも外部の提供サイトの画像などを使っていたことを明らかにしました。

この問題はパナソニックが来月発売予定のフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX DCーS9」のサイトで、草むらを走る犬の画像とともに、カメラの機能などを紹介する際、この製品で撮影せずに外部の提供サイトの画像を使っていたものです。

会社はこの機種に加え、別の機種でも同様の事例がなかったか、調査を進めていますが31日、ミラーレス一眼カメラの「LUMIX G100D」のサイトでも
▽外部の提供サイトの画像や
▽自社の別の機種で撮影した画像を使っていたことを明らかにしました。

会社によりますと、この2つの機種のサイトでこれまでに
▽画像の差し替えや削除を行ったのは合わせて68件
▽クレジットや注釈の追記も51件にのぼるということです。

会社は、このほかにも現在、販売しているカメラやレンズのすべてにあたる75の商品について調査を進めています。

パナソニックは「今後、LUMIX製品の紹介ページで使用する画像については、すべて自社のカメラで撮影した画像を使用することを明確に規定し、再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。