JR東日本運転士 運転中にタブレットでアニメのサイトなど見る

JR東日本は、30代の運転士がJR川越線と埼京線を運転中にタブレットで業務とは関係のないアニメのサイトなどを見ていたことがわかったと発表しました。運行への影響はなかったということですが、「同じことが起きないよう指導を徹底する」としています。

JR東日本によりますと、今月23日の早朝、川越駅発新木場駅行きの通勤快速を運転していた30代の運転士が、運行時間などを確認するために配備されているタブレットで業務とは関係のないサイトなどを見ていたということです。

運転士は、JR川越線の区間である川越駅から大宮駅の間では、駅に停車した際に旧ツイッターのXやアニメのサイトを見ていたほか、埼京線の区間である赤羽駅から恵比寿駅の間では、声優のトークショーの動画を再生し、聞きながら運転していたということです。

乗客から情報提供がありJR東日本が運転士に確認したところ認めたということで、運転士は「興味を持っていて気になって見てしまった」と話しているということです。

列車に遅れなどの影響はなかったということです。

JR東日本は今後、詳しい調査を行い厳正に対処するとしていて、「深くおわびします。同じことが起きないよう指導を徹底していきます」としています。