元関脇 嘉風の中村親方 二所ノ関部屋から独立し中村部屋新設へ

大相撲の元関脇 嘉風の中村親方が、所属している二所ノ関部屋から独立し、中村部屋を新設することになりました。

元関脇 嘉風の中村親方は大分県佐伯市出身の42歳。

思い切りのいい突き押しを持ち味に幕内で長く活躍し、平成28年の初場所で新入幕から59場所かけて果たした新関脇への昇進は、史上2番目に遅い記録でした。

その後、けがの影響もあって5年前に引退し、尾車部屋の部屋付き親方となりましたが、部屋の閉鎖に伴って元横綱 稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋に移籍していました。

そして、日本相撲協会は5月30日の理事会で中村親方が独立し、6月1日付けで中村部屋を新設することを承認しました。

協会によりますと、中村部屋には尾車部屋からともに移籍していた幕内の友風のほか、夏場所の幕下で好成績を残して新十両昇進を決めた嘉陽など、8人の力士が所属するということです。