新型カメラ紹介で撮影していない別画像使用 パナソニック謝罪

パナソニックは6月に発売する予定の新型カメラを紹介するサイトで、このカメラで撮影していない別の画像を使っていたことを明らかにしたうえで、誤解を与えたとして謝罪しました。

さらに過去に販売した機種のサイトでも外部の画像を使っていた事例があるとして、調査を進めています。

このカメラは、6月発売予定のフルサイズミラーレス一眼カメラの「LUMIXDC-S9」です。

会社は、この商品のWEBサイトで草むらを走る犬の画像とともに、カメラが持つオートフォーカス機能などを紹介していましたが、実際には外部の画像提供サイトのものを使っていたということです。

パナソニックが画像提供サイトから許諾を得たうえで使用し、ページには「画像・イラストは効果を説明するためのイメージです」という表記も添えられていましたが、文字が小さかったこともあり、会社は「誤解を与える画像だった」として、28日、このカメラで実際に撮影した画像に差し替える対応を取りました。

さらに会社は、この機種のほかの画像や、過去に販売した機種のサイトでも外部の画像を使っていた事例があるとして調査を進めていて、確認できしだい、画像を差し替えたり、イメージであることを伝える注釈をより強調したりする方針です。

パナソニックは「カメラファンに多大な心配をおかけし、また、不安を与えてしまい、大変申し訳ありません」などとする謝罪文をホームページで公表しました。