プーチン政権 ゼレンスキー大統領正当性疑問視 ウクライナ反発

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナでは、大統領選挙が見送られ、今月任期満了を迎えたゼレンスキー大統領が引き続き職務を担っています。これについてロシアのプーチン政権は、その正当性を疑問視する主張を繰り返し、ウクライナ側が強く反発しています。

ウクライナでは、ロシアによる軍事侵攻が続いていることを背景にことし3月に予定されていた大統領選挙が見送られ、今月20日に任期満了を迎えたゼレンスキー大統領が引き続き職務を担っています。

これについて、ロシアのプーチン政権はその正当性を疑問視する主張を繰り返していて、プーチン大統領は28日も戒厳令下での大統領の権限について「ウクライナの憲法では、議会の議長に引き継がれるべきだと書かれている」と述べ、ゼレンスキー政権の信頼失墜をねらったとみられる情報発信を続けています。

これに対し、ウクライナの議会にあたる最高会議のステファンチュク議長は28日、SNSへの投稿でウクライナの憲法では次の大統領が就任するまで現職の大統領が執務にあたると定められていると指摘し、「条文の一部を抜き出して読むべきではない」と非難しました。

ウクライナ政府は「ロシアはウクライナで政治危機を引き起こすことを望んでいる」としていて、ロシアが流す偽情報にだまされないよう呼びかけています。