西武 渡辺久信 監督代行が交流戦から指揮 初戦は白星ならず

プロ野球・西武は、松井稼頭央監督の休養により28日から新たに渡辺久信ゼネラルマネ-ジャーが監督代行として指揮を執りました。試合前、飯田光男球団本部長は「何回も検討を重ねた結果の結論だ。諦めず勝ちにこだわってほしい」と話しました。

試合は攻守に精彩を欠いて無得点で敗れ、渡辺監督代行の初戦を白星で飾ることはできませんでした。

パ・リーグで最下位に沈む西武は、成績不振で松井監督が休養し、交流戦が始まる28日の中日戦から、渡辺ゼネラルマネージャーが監督代行として指揮を執りました。

飯田本部長は28日、試合前にバンテリンドームナゴヤで取材に応じ、今回の判断について「球団で何回も検討を重ねた結果の結論だ」と経緯を話しました。

渡辺ゼネラルマネージャーを監督代行に選んだ理由については「これまでの経験もあるし、今の選手をGMとして見てきているのでわかっている。勝負勘を持ってるし、勝負師としての厳しい面も持っている。GMしかいない」と話しました。

そして今後について「まだ98試合ある。少しでも上の順位を目指して絶対に諦めず厳しく勝ちにこだわってやってほしい」と話しました。

渡辺監督代行の初陣を白星で飾れず

試合は3回、先発の今井投手が中日の田中選手にスクイズを決められるなど2点を先制され、4回にもディカーソン選手のソロホームランでリードを広げられました。

打線も中日の先発、高橋宏斗投手に8回途中まで4安打無得点に抑えられ、渡辺監督代行が指揮を執った最初の試合で攻守に精彩を欠き、0対3で敗れました。