テニス 全仏オープン 西岡良仁 2年連続の1回戦突破はならず

テニスの四大大会の1つ、全仏オープンは27日に男女のシングルス1回戦が行われ、男子では、西岡良仁選手がカナダの選手にセットカウント0対3のストレートで敗れ、2年連続の1回戦突破はなりませんでした。

世界ランキング70位で28歳の西岡選手は27日、全仏オープン2日目の男子シングルス1回戦で、世界21位でカナダのフェリックス・ウジェ アリアシム選手と対戦しました。

第1セット、西岡選手は相手の力強いショットに押されて、第2ゲームから5ゲームを連続で奪われて2-6で落としました。

第2セットは西岡選手が鋭いフォアハンドのショットを決めるなど、見せ場を作ったものの、第9ゲームでボレーにミスが出て、先にブレークされると、雨による中断をはさんで行われた第10ゲームも取られて4-6で落としました。

第3セットは、第1ゲームでバックハンドのショットをコースに決められてブレークされると、その後は巻き返せずに4-6で落としました。

西岡選手はセットカウント0対3のストレートで敗れて、2年連続の1回戦突破はなりませんでした。

また、女子シングルス1回戦で、世界96位の日比野菜緒選手が世界80位でアメリカのベルナルダ・ペラ選手にセットカウント0対2のストレートで敗れました。

このほか、全仏オープンで最多となる14回の優勝を誇り、今シーズンかぎりでの現役引退を示唆している元世界1位のスペインのラファエル・ナダル選手は、世界4位でドイツのアレクサンダー・ズベレフ選手にセットカウント0対3のストレートで敗れました。