北海道 恵庭市でアパート火災 高齢の男女2人死亡

北海道恵庭市のアパートで火事があり、火元とみられる部屋にいた高齢の男女2人が死亡しました。警察が身元の確認を進めるとともに、出火の原因を調べています。

27日午前9時半ごろ、恵庭市黄金北3丁目で「2階建てのアパートから煙が出ている」と近くをとおりかかった人が消防に通報しました。

消防車など7台が出て消火活動にあたった結果、火はおよそ5時間半後に消し止められました。

察と消防によりますと、この火事で、火元とみられる2階の1室から男女2人が救助され心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、そのあと、2人とも死亡が確認されました。

火元とみられる部屋には80代の男性が1人暮らしをしていたということで、警察は、亡くなった2人のうち1人はこの男性とみて身元の確認を進めています。

現場はJR恵庭駅から北におよそ800メートル離れた住宅地の一角にあり、警察が引き続き当時の状況や出火原因などを調べています。