大リーグ アクーニャJr. 左ひざの前十字じん帯断裂で今季終了

大リーグで昨シーズン、ナショナルリーグのMVP=最優秀選手を受賞したブレーブスのアクーニャJr.選手が26日の試合で左ひざの前十字じん帯を断裂し、シーズンを終えることになりました。

アクーニャJr.選手は26日のパイレーツ戦に1番・ライトで先発出場し、1回にツーベースヒットで出塁しました。

そのあと、二塁へのけん制の際に塁に戻ろうとしたところ崩れ落ち、ひざを抱えてそのまま交代しました。

チームは試合後、MRI検査の結果、アクーニャJr.選手が左ひざの前十字じん帯を断裂し、今シーズンを終えることになったと発表しました。

アクーニャJr.選手はベネズエラ出身の26歳。

俊足とパワーを兼ね備えた選手で、昨シーズンは大リーグ史上初の「ホームラン40本、70盗塁」を達成し、ナショナルリーグのMVPを満票で受賞しました。

去年のオールスターゲームではファン投票で当時、エンジェルスの大谷翔平選手を抑えて大リーグトップの票を集めたスター選手で、7年連続の地区優勝を目指すブレーブスにとっては大きな痛手となります。

今シーズンはここまで49試合に出場して打率2割5分、ホームラン4本、16盗塁の成績でした。