前の登板で日米通算200勝を達成したダルビッシュ投手は本拠地サンディエゴで行われたヤンキース戦に中4日で先発登板しました。
1回、先頭バッターにスリーベースヒットを打たれてピンチを招くと、1アウト三塁から犠牲フライで先制点を許しました。
3回には元チームメートのソト選手にツーラン、続くジャッジ選手に16号ソロを打たれるなどこの回だけで3本のホームランを許して一挙5点を失い、さらに4回にも先頭のバッターにソロホームランを打たれました。
ダルビッシュ投手は6回途中まで投げて球数は81球、三振を5つ奪いましたが、打たれたヒットが9本、このうちホームランが4本と打ち込まれ、今シーズン最多の7失点を喫して防御率は3.04となりました。
試合は、パドレスが0対8で敗れてダルビッシュ投手が負け投手となり今シーズンの通算成績は4勝2敗となりました。
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パドレス ダルビッシュ有 6回途中7失点 今シーズン2敗目
大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が24日、ヤンキース戦に先発登板し4本のホームランを打たれるなど、6回途中7失点と打ち込まれ、今シーズン2敗目を喫しました。
ダルビッシュ「体の動きが崩れて 苦しいピッチングになった」
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ダルビッシュ投手は3回、ソト選手に高めのツーシームをホームランにされたことをきっかけにヤンキース打線につかまりました。
ダルビッシュ投手は、「ソト選手にホームランを打たれたボールはあとで見返しても僕の中では悪くはなかった。ゲームプランとしては大丈夫なボールだったが、そこから体の動きが崩れていき、ほとんどの球種をハードヒットされて苦しいピッチングになった」と振り返りました。
ホームラン数で両リーグトップのヤンキースの強力打線については「全員がゲームプランをもって、自分をしっかり倒しに来ている感じはした」と話し、「最近は体の動きをどうしたいというのが明確にあって、きょうは何ができていなかったかということもわかっている。またあすから練習し直して、次は自分の納得のいくフォームで投げられるようにしていきたい」と次の登板を見据えました。