サッカー なでしこ 清家貴子 浦和レッズを離れ海外移籍へ

サッカー女子の日本代表で、今シーズン、WEリーグの得点ランキング単独トップの清家貴子選手が、海外移籍に向けた準備のため所属する三菱重工浦和レッズを離れることになりました。

これは24日、レッズが発表しました。

それによりますと、清家選手は海外移籍に向けた準備のため今シーズンをもってチームを離れることになったということです。

27歳の清家選手は、スピードを生かしたドリブル突破とシュートの決定力の高さが持ち味で、WEリーグでは今シーズン10試合連続を含む18得点を挙げて得点ランキングの単独トップを走り、レッズのリーグ2連覇に貢献しました。

女子の日本代表、「なでしこジャパン」でも先月の国際大会のアメリカ戦でゴールを決めるなど存在感を示していて、パリオリンピックに向けた強化のためのスペイン遠征のメンバーにも選ばれています。

清家選手はクラブを通じてコメントを出し「15年間、浦和レッズというクラブでプレーできたことは自分にとって本当にすばらしい時間で、浦和レッズのエンブレムをつけて戦えたことが誇りです。一度、大好きなクラブを離れ、新たなステージでチャレンジをしてきます。そしてさらに大きく成長してクラブに帰ってきたいと思っています」としています。