米下院議長 “イスラエル首相を近くアメリカに招待”意向示す

アメリカ議会のジョンソン下院議長は、23日、イスラエルのネタニヤフ首相を近くアメリカに招待する意向を示しました。ただ、ガザ地区の住民の犠牲が増え続ける中、アメリカ国内ではイスラエルに対する反発もあり議論を呼びそうです。

アメリカ議会のジョンソン下院議長は、23日、首都ワシントンで行われたイスラエル大使館が主催したイベントの中で、「近くネタニヤフ首相を連邦議会に招き、上下両院の合同会議を開くことになるだろう」と述べ、ネタニヤフ首相を近くアメリカに招待し、上下両院の合同会議で演説が行われるとの見通しを示しました。

具体的な日にちは明言しませんでしたが、ジョンソン議長は「イスラエルが最も必要としている時に、非常に強力な支持を示すものになる」と述べ、意義を強調しました。

ジョンソン議長としては、ネタニヤフ首相を招待することで、イスラエルへの連帯を改めて示したい考えです。

一方、イスラエル軍による攻撃でガザ地区の住民の犠牲が増え続ける中、アメリカ国内ではイスラエルへの反発もあり、今後、議論を呼びそうです。