立民 泉代表“政治資金パーティー 禁止の法施行まで問題ない”

立憲民主党の泉代表は、党が政治資金パーティーを全面禁止するための法案を提出した中、党幹部がパーティーの開催を予定していることについて、法律の施行までは開催しても問題はないという考えを示しました。

立憲民主党は今週、単独で政治資金パーティーを全面禁止するための法案を国会に提出し、衆議院の特別委員会で審議されています。

こうした中、党幹部の大串選挙対策委員長は、来月、東京都内で政治資金パーティーの開催を予定していると明らかにしたうえで、法案が成立するまでは開催は制限されないという認識を示しました。

泉代表は24日の記者会見で「法案には施行期日が再来年・令和8年1月1日と書いてあり、経過期間や猶予期間は一定程度ある。徐々に議員の政治団体の収支構造を変えていくという法案であり、法律が施行されるまでの間はパーティーの開催を禁止するものではない」と述べました。

そのうえで「自主的に『政治資金パーティーをやりません』と言って、自民党だけパーティーをどんどんやり続けると自民党の収入だけ大きく膨らみ、全く競争条件が違ってくる。法案を提出した時点でパーティーを禁止することは現実的ではない」と述べました。