大相撲夏場所13日目 3敗でトップに並ぶ琴櫻と湘南乃海が対戦へ

大相撲夏場所は13日目、3敗でトップに並ぶ4人のうち、大関 琴櫻と平幕の湘南乃海の一番が組まれました。

大相撲夏場所は12日目を終えて3敗のトップに琴櫻、新小結 大の里、湘南乃海、それに新入幕の欧勝馬の4人が並んでいます。

13日目の24日はいずれも初優勝を目指す琴櫻と湘南乃海が3敗どうしで対戦します。

過去2回の取組では琴櫻がいずれも勝っています。

琴櫻としては上背で勝る相手に対し得意のもろ差しで懐に入り、一気に攻めるか、磨いてきた突き押しで押し込めば勝機が生まれます。

初めての大関戦となる湘南乃海は1メートル94センチ、190キロの体格を生かすためにも得意の左四つに組んで先手を取って攻められるかがポイントになりそうです。

また、新三役としては67年ぶりの優勝を目指す大の里は三役経験者の宇良と初めて顔を合わせます。

動きが素早く、多彩な技が持ち味の宇良に対して、得意の右を差して組み止め、前に圧力をかけられるかがカギとなりそうです。

宇良としては磨いてきた押しを生かして距離を取りながら、もろ差しなどで懐に入って勝機を探りたいところです。

残る3敗の力士のうち、欧勝馬は関脇 若元春との一番で、初めて三役以上と対戦します。