ドジャース 大谷翔平 4試合連続のヒット1本 チームは2連敗

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が22日、ダイヤモンドバックス戦で4試合連続となるヒット1本をマークしましたがチームは敗れて2連敗です。

ドジャースは本拠地ロサンゼルスで昨シーズンナショナルリーグを制したダイヤモンドバックスとの3連戦の最終戦に臨み大谷選手は2番・指名打者で先発出場しました。

1回の第1打席は1アウトランナーなしの場面で初球、アウトコースの高めに逃げる軌道のスライダーをバットの先でとらえて逆方向のレフト前に運び4試合連続となるヒットで塁に出ました。

0対0の3回は1アウト二塁のチャンスで第2打席に立ち、インコースを突いた150キロを超える速球を打って鋭い打球を見せましたがセカンド正面のゴロで先制点は奪えませんでした。

このあと0対3で迎えた5回はノーアウト一塁二塁で第3打席がまわり、ホームランが出れば同点という場面でしたが初球のインコース高めのカットボールを打ち上げてセンターフライでした。

7回の第4打席はインコースのボールを引っ張りファーストゴロに倒れてこの試合は4打数1安打でした。

打率は、3割5分4厘に下がりましたが両リーグ通じてトップを維持しています。

試合はドジャースが0対6で敗れて2連敗で、ダイヤモンドバックスとの3連戦は、1勝2敗で負け越しました。

ベンチでのコミカルな様子も話題に

この試合、大谷選手はベンチに飛び込んだファウルボールに相次いでヒヤリとする”災難”に見舞われました。

最初は5回、ダイヤモンドバックスの攻撃で7番・スアレス選手の打球がベンチを歩いていた大谷選手の頭の近くをかすめて壁に当たり、大谷選手は両手で頭を抱えた後に驚いた表情で苦笑いを浮かべました。

そのウラ、今度はドジャースの3番・フリーマン選手の打席で鋭い当たりのファウルボールがベンチにいた大谷選手のすぐそばを通り、「またか…」と言うような表情で再びチームメートに苦笑いを浮かべていました。

前日の試合では大谷選手が打席に向かう際に控えメンバーのロハス選手から「翔平の代わりに自分が代打だ」と声を掛けられるいたずらを仕掛けられてきょとんとした表情を見せました。

通訳を通じてそれがロハス選手の冗談だと知らされると、チームメートのテオスカー・ヘルナンデス選手が大笑いして大谷選手の肩を抱き、大谷選手も笑顔で打席に向かっていました。グラウンドで連日活躍が続く大谷選手ですが、ベンチでのコミカルな様子も話題になっています。