つばさの党 演説妨害事件“厳正に対処”警察庁長官

衆議院東京15区の補欠選挙で政治団体「つばさの党」の代表ら3人が、ほかの陣営の演説を妨害したとして逮捕された事件について、警察庁の露木康浩長官は、23日の会見で「公正な選挙は民主主義の根幹をなすものだ」と述べ、選挙の自由を妨害する行為に対して厳正に対処していく考えを示しました。

警察庁の露木長官は、「つばさの党」の代表ら3人が公職選挙法違反の「選挙の自由妨害」の疑いで、5月、逮捕された事件への受け止めについて23日の会見で問われ、「選挙が公正に行われて、国民の意思が正しく政治に反映されることは、民主主義の根幹をなすものだ。仮に候補者の選挙運動であったとしても、他の候補者の演説を妨害する行為が許されることにはならない」と述べました。

そのうえで、選挙の自由を妨害する悪質な行為に対し、引き続き厳正に対処していく考えを示しました。