ダイハツ 「タント」など2車種 およそ10万台リコール

ダイハツ工業は、製造工程の管理が不適切で車の傾きを抑えて走行を安定させるための部品が折れるおそれがあるとして、「タント」など2車種、およそ10万台のリコールを国土交通省に届け出ました。

リコールの対象になったのは2019年6月から2020年1月までに製造された
▽ダイハツの「タント」と
▽SUBARUブランドの「シフォン」の2車種、およそ10万4000台です。

国土交通省によりますと、塗装の工程での管理が不適切で、フロントスタビライザと呼ばれる車の傾きを抑えて走行を安定させるための部品の強度が低いものがあり、使用を続けると部品が折れるおそれがあるということです。

これまで事故の報告はありませんが、折れたり、異音がしたりする不具合の情報が123件寄せられているということです。ダイハツなどはあす(24日)から全国の販売店で部品の確認を行い、対象の工場が製造したものについては無料で交換するということです。