沖縄 局地的に激しい雨 土砂災害に厳重警戒を

梅雨前線の影響で沖縄地方は大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雨が降っています。気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと、沖縄地方は梅雨前線の影響で大気の状態が不安定になり、断続的に発達した雨雲がかかっていて、▽渡嘉敷島では、午前9時までの1時間に64.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、▽南城市では午前11時半までの1時間に46.5ミリの激しい雨が降りました。

これまでの雨で沖縄本島地方では土砂災害の危険が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

大気の不安定な状態が続くため、23日にかけて▽沖縄本島地方では1時間に40ミリ、▽先島諸島では1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

23日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▽沖縄本島地方で150ミリ、▽先島諸島で100ミリと予想されています。

気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。

また、落雷や突風にも注意してください。