神戸 道路から噴出の水止まる 水道管と消火栓つなぐ部品破損

21日午後、神戸市長田区で道路から水が10メートルほどの高さまで噴き出し周辺が水浸しになる騒ぎがありました。水道管と消火栓をつなぐ部品が破損して外れたということでおよそ30分後に水は止められました。

21日午後3時ごろ、神戸市長田区の路上を歩いていた女性から「マンホールが吹き飛ばされ水が噴き出している」と通報がありました。

警察が駆けつけたところ、道路から水が10メートルほどの高さまで強く噴き出していて、周囲が水浸しになりました。

神戸市水道局がおよそ30分後の午後3時半までに水を止めましたが、周辺では一時、交通規制が行われ、騒然としました。

ケガをした人はいないということです。

水道局の担当者が確認したところ消火栓と水道管をつなぐ部品が破損して外れて、水道管から地上に水が噴き出たということです。

水が噴き出した現場の近くに住む70代の男性は「水が噴き出たときは家にいて、ザーという音がしました。見てみると10メートル近く水が噴き上がっていて、びっくりしました」と話していました。

周辺では15軒で一時断水したほか、濁った水が出たり、水が出にくくなったりするなどの影響が出ていたということです。