ウエルシアホールディングス 新社長に桐澤英明氏内定

ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは、私生活での不倫関係を理由に元社長が辞任したことを受け、新しい社長に執行役員の桐澤英明氏を内定したと発表しました。

ウエルシアホールディングスは、私生活での不倫関係が確認された元社長の松本忠久氏が先月中旬に辞任したことを受けて、池野隆光会長が社長を兼任していましたが、21日の取締役会で新しい社長に執行役員の桐澤英明氏を内定したと発表しました。

桐澤氏は50歳。

傘下のウエルシア薬局で商品の仕入れや販売などの戦略を長く担い、おととしからはこの会社の副社長を務め、プライベートブランドの強化を進めてきました。

また、去年5月からはウエルシアホールディングスの執行役員も務めています。

ウエルシアはことし2月、「ツルハホールディングス」との経営統合に向けた協議を始めることで合意したと発表していて、今回の人事について会社は「新しいリーダーシップのもとで変革を推し進める」としています。

桐澤氏は今月28日の株主総会などを経て正式に社長に就任する予定です。