沖縄・奄美地方 梅雨入り 平年より10日前後遅く

前線や湿った空気の影響で沖縄・奄美では雨が降っています。この先1週間も曇りや雨の日が多くなる見込みで気象庁は平年より10日前後遅く「沖縄地方と奄美地方が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。

気象庁によりますと、東シナ海から日本の東にのびる前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、沖縄県や鹿児島県の奄美地方などに雨雲がかかり、ところによって雨が強まっています。

沖縄・奄美ではこの先1週間も雨や曇りの日が続くと見込まれ、気象庁は21日午前11時「沖縄地方と奄美地方が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。

沖縄の梅雨入りは去年より3日、平年より11日それぞれ遅く、奄美地方も去年より3日、平年より9日それぞれ遅くなりました。

一方、西日本や東日本を中心に晴れて気温が上がり、午前11時半までの最高気温は
▽高知県四万十市西土佐で31.2度、
▽熊本県山鹿市で31.1度、
▽三重県紀北町で30.3度などとすでに真夏日となっているところがあります。

この時期は、体が暑さに慣れていないため水分をこまめに補給するなど、熱中症への対策を心がけてください。