東京 千代田区の道路冠水 東京メトロの地下工事との関連調べる

21日朝、東京 千代田区で発生した道路の冠水について、都が調べたところ、道路の下に通っていた水道管の漏水が原因だとわかりました。
水道管は付近で行われていた東京メトロの地下工事に伴って掘削された場所にあり、都は工事との関連を調べています。

21日朝、千代田区外神田で道路に大量の水があふれ辺りが一時、冠水しました。水道管を管理する都によりますと、その後の調査で道路の下に通っていた水道管の漏水が原因だとわかったということです。

現場は東京メトロ銀座線・末広町駅近くの店舗やオフィスが集まる場所で、この漏水による断水は起きていないということです。

水道管は付近で行われていた東京メトロの地下工事に伴って掘削された場所にあり、都は工事との関連を調べています。

現場付近を21日午前6時20分ごろ、車で通りかかった男性がダッシュボードに固定した携帯電話で撮影した映像です。道路が広い範囲にわたって冠水している様子が確認できます。

出勤中だったという男性は「道路上にあった鉄板の隙間から水が絶え間なくあふれ出していたが車は何とか通行できました。驚きました」と話していました。

東京メトロ 工事現場の水道管からの漏水が原因と明らかに

この冠水について、東京メトロは銀座線の末広町駅で行っている掘削工事の現場にある水道管からの漏水が原因だと明らかにしました。

この現場では、トイレと電気室の新設のための工事をしていて、現場に埋設されている水道管の接続部から漏水したということです。

工事と漏水との関係はわかっておらず、今後、水が漏れた原因を調べるとしています。

東京メトロは「ご利用のお客様ならびに関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。