小笠原諸島 雨の少ない状態 今後1か月も続く見込み 気象庁

東京の小笠原諸島ではことし3月下旬ごろから雨の少ない状態が続き、気象庁は今後1か月ほどは雨の少ない状態が解消される可能性が小さい見込みだとして、水の管理などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと小笠原諸島は3月下旬ごろから高気圧に覆われて晴れる日が多く、雨の少ない状態が続いています。

5月19日までの60日間に降った雨の量は
▽父島で42.5ミリと平年の20%ほど
▽母島で52.5ミリと平年の24%ほどにとどまっています。

小笠原諸島では例年、4月ごろから降水量が増え6月にかけて多い状態が続くものの、ことしは引き続き高気圧に覆われやすいと予想されています。

少なくとも今後1か月ほどは雨の少ない状態が続く見込みだということで、気象庁は水の管理などに十分注意するよう呼びかけています。