アフガン バーミヤンで何者かが銃発砲 外国人観光客ら4人死亡

アフガニスタン中部で17日、何者かが銃を発砲し、イスラム主義勢力タリバンによりますと、外国人観光客3人を含む4人が死亡し、複数のけが人が出ているということです。

世界遺産の仏教遺跡などで知られるアフガニスタン中部のバーミヤンで17日 午後、何者かが商店が建ち並ぶ地域で銃を発砲しました。

タリバン暫定政権の内務省によりますと、この発砲で、外国人3人を含む4人が死亡し、ほかにも複数のけが人が出ているということです。

欧米メディアによりますと死亡した外国人3人はスペイン人の観光客だということで、現地の日本大使館は「日本人が被害にあったという情報には接していない」としています。

アフガニスタンでは、3年前にタリバンが再び権力を握って以降、過激派組織への取締りを強化して治安は回復傾向となり、外国人観光客も訪れるようになっています。

タリバン暫定政権は、事件に関わったとして、これまでに4人を拘束したとしていて、詳しい状況を調べています。